推し活を「無駄」と感じたり、「ばかばかしい」と思う人は少なくないかもしれません。
でも反対に、「推しのおかげで人生が良くなった」という意見もあります。
この違いは何が原因でしょうか。

時間もお金もかかるし、終わった後に何が残るのかなって感じてる。

でも私は、推し活のおかげでめっちゃ人生が楽しくなったんだよね。
ライブ行くために頑張るって目標ができるし、日々のモチベーションにもなってるよ。

「これにこんなにお金使って良かったのかな」って思っちゃう。

推しの頑張る姿を見てると、自分ももっと頑張ろうって気になるし、仲間もできたから孤独感がなくなった気がする。

でも、それで自分がどう成長したのか、いまいちわからなくて。

推しが目標に向かって努力してる姿を、自分のモチベに変えてみると意外といい刺激になるよ。
私も、推しのおかげで資格取る勉強がんばれてるし!

推し活は一見、時間やお金を費やすだけで、何も得られないように見えることがあります。
しかし、推し活には実際に良い点や、それを自分の人生に活かす方法もあります。
ここでは、推し活を無駄だと感じる理由、推し活の良い点、そして推しから学んで自分の活力に変える方法を紹介します。
推し活が無駄だと感じる点
「推し活」が無駄だと感じる理由は、個人の価値観や状況に左右されますが、以下のような点が挙げられることがあります。
時間を大量に消費する
推し活(応援活動)には、ライブやイベントへの参加、SNSでの情報収集、グッズ購入など、時間がかかる活動が多く含まれます。
結果として、他の趣味や自分のスキルアップに費やす時間が減ることが「無駄」と感じられる場合があります。
- 例:他の趣味や自分の目標に使えた時間を応援活動に費やしていると感じると、後で後悔することがある。
お金を大量に使う
推しグッズ、コンサートチケット、遠征費用、関連書籍などにかかる費用は大きな負担になることがあります。
特に長期的に見て、得られるものが少ないと感じると、無駄遣いと感じることがあります。
- 例:高価なグッズや遠征に大金を費やしても、それが一時的な満足感にしかならないと感じると、無駄だと感じることがある。
推しとの距離感を感じる
推し活をしても、推し(アイドルやアーティスト)との距離感が縮まらないことに対する虚しさを感じることがあります。
いくら応援しても、推しとの個人的な関係や繋がりがないため、「自分の応援が本当に意味があるのか?」と疑問を持つ場合があります。
- 例:SNSで推しを応援しても、推しは自分の存在を知らない、特別扱いされることはない、と感じてしまうこと。
実生活での成果が見えにくい
推し活は、直接的な成果を得られるわけではないため、特に実生活での目標(キャリア、学業、健康など)と比較してしまうと、推し活が無駄だと感じることがあります。
応援に時間と労力を費やしても、何か具体的なリターンを感じられないと、虚しさを覚えることもあります。
- 例:仕事や勉強の時間を削ってまでイベントに参加したり、グッズを購入しても、得られるものが自己満足に過ぎないと感じる場合。
他人との比較
他のファンと自分を比較して、推し活に力を入れても自分は「そこまで推しに貢献できていない」と感じると、無力感や虚しさが生じることがあります。
推し活に時間やお金を使っても、それが他のファンとの競争や比較に陥ると、虚しい気持ちが強くなります。
- 例:他のファンがより多くのグッズを買ったり、より多くのイベントに参加しているのを見て、自分の応援が足りないと感じること。
終わりがない
推し活には明確なゴールがないことが多いため、常に次のイベントやグッズ購入が待っている状態が続きます。
これが疲れを感じさせたり、永遠に満たされないと感じさせることがあります。
- 例:イベントが終わっても次の推し活が待っており、いつまでも「満足」や「達成感」を感じられないとき、無駄に感じることがある。
個人の成長を感じにくい
推し活が日常生活の一部になりすぎると、個人としての成長やスキルアップの時間が奪われているように感じることがあります。
応援活動に没頭しすぎることで、自己投資や他の活動へのエネルギーを失い、無駄に感じることがあるかもしれません。
- 例:趣味やスキルアップ、健康管理などに費やすべき時間が推し活に使われ、個人的な成長を感じにくくなる場合。

けれど、推し活の良い点に着目してうまく活用すれば、推し活がプラスに働きます。
推し活の良い点
推し活は、個人の生活に多くのポジティブな影響を与え、精神的な充実感や新たな目標をもたらします。
モチベーションや感性の刺激、他者とのつながりを深めるなど、推し活のメリットは非常に多岐にわたります。
ストレス解消
推し活は、日常のストレスからの解放となることが多いです。
推しの存在や活動に触れることで、リフレッシュしたり、感情的にリセットされる感覚を得ることができます。
ライブやイベントに参加することで、エネルギーをもらい、ポジティブな気分になることが多いです。
自己成長への影響
推しの頑張りや成功を目の当たりにすることで、「自分も頑張ろう」と思えるモチベーションが生まれ、自己成長に繋がることがあります。
推しの姿勢に刺激を受けて、自分の目標に向かって努力を続けることができる場合もあります。
リフレッシュ効果
推し活は、日常生活のルーティンからの良い「気分転換」になります。
コンサートやイベント、グッズ収集など、推し活のさまざまな活動が、日常のストレスや疲れをリセットする良い機会となり、生活にリズムやメリハリを与えてくれます。
目標ができる
推し活は、次のライブやイベント、グッズ発売などを待ち望むことで、生活の中に小さな「目標」ができる点が良い点です。
推し活が日々の生活における楽しみや希望となり、次のステップに向けての励みになります。
社会的スキルの向上
推し活を通じて、他のファンと交流することで、コミュニケーションスキルや協力関係が築かれます。
SNSやイベントでのやり取りを通じて、対人スキルが磨かれることもあります。
経済効果に貢献
推し活は、グッズ購入やイベント参加などで経済に大きな影響を与えます。
推し活を通じて応援しているアーティストやアイドルの活動が続くことは、ファンとしての満足感にも繋がり、文化的な価値のある活動に貢献していると感じられます。
応援する喜びを感じる
自分が応援することで、推しが成長したり成功する姿を見守ることは、ファンにとって大きな喜びです。
「応援している推しが活躍する姿」を見られることが、達成感や充実感をもたらします。
クリエイティブな活動を楽しめる
推しに関連する二次創作(ファンアート、動画編集、ブログなど)を楽しむことで、創造的な活動に繋がることがあります。
推し活をきっかけに新しい趣味やスキルを身につけることも可能です。
推しを活用して自分の活力に変える方法
推しの存在は、日々の生活における喜びや癒し、やる気の源になります。
また、ファンコミュニティでの人間関係の学びや、インスピレーションなど、推しを通して学べる事は多くあります。
これらを活かして、推し活を自分の活力に変えてしまいましょう。
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1推しの努力や情熱から学ぶ
推しが成功するためにどれだけの努力を重ねているかを観察してみてください。
彼らが自分の目標に向かって挑戦し続けている姿は、あなた自身の成長や目標達成のモチベーションに変えることができます。

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2推しの価値観を日常生活に取り入れる
推しが持っている価値観やライフスタイルで尊敬できる点があれば、それを自分の生活に取り入れることもできます。
たとえば、推しが健康に気を使っているなら、それを見習って自分も健康的な生活習慣を取り入れるなどです。

真似をするとストイックな推しに近づけた気がして、お酒の誘惑に打ち勝てたんですよね。
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3推し活を自分の成長のために活用する
推し活は、単に楽しむだけでなく、自分を成長させるツールとして活用できます。
推しを通じて学んだスキルや知識を、自分のキャリアや人生の目標に活かすことができるかもしれません。
たとえば、推しのイベントに参加するために計画性やお金の管理能力が磨かれることがあります。

推し活で無駄だと感じる所は控える
推し活が楽しみや喜びをもたらしてくれる一方で、無駄だと感じる部分については、調整することが重要です。
推し活を続ける中で、無駄だと感じる部分は無理をせずに調整することで、生活のバランスを取りながら楽しむことができます。
推し活は、無理をせず自分のペースで続けることが長く楽しむ秘訣です。
予算の管理
お金を使いすぎていると感じる場合は、グッズ購入や遠征など、どこにどれくらいのお金を使うかをあらかじめ決めておくと良いです。
月ごとの「推し活予算」を設定することで、無駄遣いを防ぎつつも、楽しみの範囲内で応援を続けられます。
- グッズは「本当に欲しいものだけ」を選び、他のものは控える。
- 収入に合わせて、推し活に使える金額を調整する。
時間の使い方を見直す
推し活に費やす時間が多くなりすぎていると感じたら、SNSのチェック頻度やイベント参加回数を減らしてみることをおすすめします。
推し活を一時的に控えることで、他の趣味や目標に向けた時間を作ることも大切です。
- 毎日SNSを追い続けるのではなく、1日に決まった時間だけ見るようにする。
- イベントに参加する回数を減らし、その分他の活動に充てる。
イベントの優先順位をつける
全てのイベントに参加しようとすると、出費や時間の負担が大きくなることがあります。
自分にとって本当に楽しみたいイベントや公演だけに絞り込むことで、満足度を保ちながら負担を軽減できます。
- 推しのライブや舞台の中で「絶対に行きたいイベント」だけを選び、それ以外は諦める。
SNSや情報収集を適度にコントロール
推しの情報を追いすぎると、時間があっという間に過ぎてしまいます。
新しい情報を知りたい気持ちはわかりますが、情報収集の時間を制限することで、時間を有効に使うことができます。
- 特定の時間にだけSNSをチェックし、情報に振り回されないようにする。
自己成長や他の趣味と両立する
推し活は素晴らしい楽しみですが、それだけに集中しすぎると他の成長機会を逃すことがあります。
自己成長や他の趣味にも時間を割くことで、バランスの取れた生活が送れるようになります。
- 仕事や勉強、他の趣味にも力を入れて、推し活とのバランスを保つ。

推しの努力や価値観を日常生活に取り入れたり、推し活を通じて学べるスキルを自分の成長に活かすことで、推し活は自分の活力や目標達成のための力となるでしょう。